あけましておめでとうございます。
【一番に思い出され選ばれる人になる!】
「外見力」「察知力」「会話力」
3つの力で選ばれる人を育成する接客アドバイザー
七條千恵美(しちじょうちえみ)です。
先日
帰省した際に行ったスーパーでのこと。
お正月にいただくお寿司の予約について
鮮魚コーナーの試食担当のバイトくんに質問をしました。
彼は、
お寿司の予約についてはわからなかったようで
「少々お待ちください!」
と言って小走りで裏に駆けていきました。
試食コーナーを放置してしまったことに
気が気ではなかったようで
しばらくするとまた小走りで
試食コーナーに帰ってきました。
特に私には
「担当のモノがきます」
などの案内はなかったけれど
きっと彼が
担当者に用件を伝えてくれていると信じて待っていました。
しかし、数分待っても誰も来ない。笑
私の待ちぼうけを横目で見てくれていた
バイトくん。
試食のお客さんが途切れると
またしても小走りで裏へ駆けこみました。
きっと
「お客さん、待ってるんですけど!」
的なことを言いに行ってくれたのでしょう。
なんだか申し訳なくて
戻ってきてくれた彼に、
「わたし、ここで待っていればいいですよね?」
と、
「大丈夫、アナタは試食コーナーに専念してね!」
という意味を込めて伝えました。
彼は
「お待たせしてすみません」
と言ってくれました。
その後、結構な時間放置されたものの、
そのあいだずっとバイトくんがブツブツと
「おっそいなあ…」
「何やっとんねん?!」
「まだか…?」
と呟いているのが聞こえます。笑
わたし以上に
寿司担当者がくることを待ちわびている。笑
遂に現れた寿司担当者はゆっくりとした足取りで
「お待たせしました~(´▽`*)」
と笑顔で登場。(←そこは笑顔いらんとこやで♡)
結局、引き取りの日程が合わず
お寿司の予約はしないことになったけれども
私は試食担当のバイトくんに
「ありがとうございました♪」
と伝えて帰宅しました。
接客のやり方と言う側面だけで見れば
荒削りなところはたくさんあるけれど
わたしにとっては
とても心が温かくなった出来事でした。
「自分の仕事は、担当者に伝えてしまえばおしまい。
後は、しーらない!!」
と言うようなたらい回しをする大企業もあります。
でも、彼は
お客さんを待たせていることに対し、
俺はしーらない!
という態度ではなく、
「まだなの?ねえ、どうなってるの?」
という気持ちでいてくれました。
わたしの心に寄り添い、
気持ちを代弁してくれたバイトくんに
「ありがとう」です(*^▽^*)
接客を学ぶなら、まずは「心」から。
今年も身近な事例を使って
わかりやすく楽しい記事を書いていきたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願い致します♪
☆本やブログには書いていない鉄の直球メッセージをお届します☆
最新記事