こんばんは。
【一番に思い出され選ばれる人になる!】
「外見力」「察知力」「会話力」
3つの力で選ばれる人を育成する
接客アドバイザー
七條千恵美(しちじょうちえみ)です。
先日、持ち帰り用のお寿司を注文するために
お寿司屋さんに行ったときのこと。
セットメニューではなく単品で注文したいなあと思い
メニューを見てあれこれ選んでいたのですが
娘が好きな「いなりずし」だけが見当たりませんでした。
そこで私はそばにいたスタッフさんに
「すみません。いなりずしは持ち帰りメニューにはないんですか?」
と尋ねました。
すると、間髪入れずに「ありません(無表情)」と。
へ~、そうなんだ!と思いながらもないものは仕方がない。
何か他のものにしようかな…と再びメニューに目をやると
やり取りの一部始終を聞いていた別のスタッフさんが
小さい声でわたしに言いました。
「いなりずし、持ち帰りできますよ^^」
「??(゚∀゚)??」と状況が飲み込めないわたしに
そのスタッフさんはこのような説明をしました。
「セットメニューならいなりずしが入っているんです。
そちらからご用意できますので」
つまり、本来はセットメニューを注文した場合には自動的にいなりずしが入っていると。
ただ、元々は単品としての用意はしていない。
今日の様子では、おそらくセットメニューがそれほど出る様子もないので、セット用のいなりずしを単品持ち帰り用として転用できる
ということです。
お客としての私の気持ちは単純に
「娘が好きないなりずしを持ち帰ることができてよかった♡」
という気持ちがありました。
そして
本来ならば「できません」なことを機転を利かせてくれたこと、
これもとても嬉しいことでした。
今回の件でもっとも素晴らしいなと感じたのは
声をかけていないスタッフさんがその対応をしてくれたことです。
お客さまに興味がないスタッフならば、
きっと耳にも入ってこない会話だったでしょうし、
仮に耳に入ったとしても
「メンドクサイなあ、自分は関係ないからスルーしちゃえ」
ということもできた訳です。
・お客さまの様子をよく見ること
・声を注意深く聴くこと
・「どうすればご要望にお応えできるかな?」と考えること。
これができる人とそうではない人の接客には差がでます。
五感を磨くことが大切ですね♡
※このようなケースでは、場合によっては
「前はやってくれたのに(・´з`・)」
「あの人ならいつも気を利かせてくれるのに(・´з`・)」
という混乱を生じさせることがあります。
・いつもできるわけではないこと
・今日は「特別」であること
以上のことをお客さまにご理解いただくこともお忘れなく!
(恩着せがましくないようにさり気なくですよ♡笑)
☆本やブログには書いていない鉄の直球メッセージをお届します☆
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