こんにちは。
【一番に思い出され選ばれる人になる!】
「外見力」「察知力」「会話力」
3つの力で選ばれる人を育成する
接客アドバイザー
七條千恵美(しちじょうちえみ)です。
先日、
お風呂場の給湯パネルに不具合がでたので修理を依頼しました。
最初に言っておきます。
この記事、
カテゴリーは「すばらしい接客事例」に入っていますが
「すばらしい」は言い過ぎです(笑)
修理にきた男性は
初対面、かつ一応お客さんのわたしになぜかチョイチョイため口…
不具合について説明をすると
「ん~。ここあけてみるか、めんどうだなあ。どうしよっか。」
とわりと不謹慎なひとり言をいう人でした(笑)
ここまでの流れでの印象は
「わたし、この人苦手だわ…」と思っていました。
(「blogネタにはなるかしら」とも思ったけど(*'ω'*))
しかし、修理終了後の後半戦で
彼は前半のマイナス印象を払拭します。
その理由のひとつ、説明がうまいのです。
ただ一方的にダラダラと話すわけではなく
わたしの興味や関心を引くような
わかりやすい説明をしてくれました。
それはまるで、授業のうまい理科の先生のよう(笑)
不具合の原因は
コード周辺に水がたまったことによるものでした。
切れたコードに緑色のものが付着しているのを見たわたしが、
「なにこれ、苔??」というと
「これは苔じゃなくてサビ。緑色のサビ、見たことないかな…?」
とふってきます。
「ああー!10円玉に緑色のサビついてるの見たことある!」
と答えると
「正解!!10円玉と同じで銅だから緑色のサビになるんです」
と教えてくれました。
帰り際も玄関先で
「湯船のお湯は抜く派ですか?」
と質問されたので
「最後の人が抜いて洗うルールですけど…」
と答えると
「本当は抜かない方がいいんですよねえ…」
と案に出題(笑)
「震災時の備え?…あ、わかった!凍結防止?!」
と答えると
「正解!!湯船にお湯があるだけで勝手に循環しますから」
と教えてくれました。
接客という視点で見ると、彼には
「人から見られている」という意識が欠けています。
不謹慎なひとり言も慎むべきです(笑)
でも、
なんだかんだで修理のお仕事が好きなんだろうなあ。
お客さんに
「自分が知っているお役立ち情報」をどうにかして
伝えたいのだろうなあ、と感じました。
仕事やお客さまに対する想いって伝わりますね。
なんとなく身だしなみもいいし、
一応、敬語は使っているけれど
「適当」に接客しているだけで
仕事やお客さまへの想いはない。
そのようなスタッフさんもよく見かけます。
「仕事の軸にどんな想いがあるのか?」
要はこれ。これがもっとも大切なことなのだと思います♡
☆本やブログには書いていない鉄の直球メッセージをお届します☆
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