おはようございます。
【一番に思い出され選ばれる人になる!】
「外見力」「察知力」「会話力」
3つの力で選ばれる人を育成する
接客アドバイザー
七條千恵美(しちじょうちえみ)です。
先日、
大学時代のクラブのメンバーで食事をしたときのこと。
待ち合わせの店に入ると
入口付近からすでに満席に近いお客さまでいっぱい。
しかも、皆さんスーツ着用の団体のお客さま…。
「あれ?待ち合わせの店、ここであっていたかな?」
と思いながらキョロキョロしていると
「ここにいるよ~!」
とばかりに一番奥の席から手を振ってくれる先輩の姿を見つけました。
そこにたどり着くまでには
忙しく動き回るスタッフさんと
なぜだか通路に立っている人たちもいる
団体さんをすり抜けていく必要がありました。
テーブルにはスタッフ呼び出しボタンがありません。
スタッフさんに用事があるときや注文の際は
目を合わせたり、手をあげたりして気づいてもらうか
「すみませーーん!」と地声で呼ぶしか方法がありません。
しかし、
立っている団体さんたちがいるので
スタッフさんの姿はさえぎられています。
「すみませーーん!」と呼びたくても
もともと賑やかな店内に加え、
その団体さんがマイクでスピーチまでしているものだから
スタッフをつかまえるのが大変です!
2時間の飲み放題だというのに…(笑)
そのような背景もあり、
最初は
「なんの団体??」
「立っていて邪魔なんだけど…(-""-)」
「これじゃあスタッフに気づいてもらえないよ~!」
とモヤモヤしていました。
すると、
団体さんの中にいた一人の男性が
このような声をかけてくれました。
「すみません!僕たちが立っているからスタッフさんが見えないですよね」
「なにか注文があったら僕に言ってください!ほんとに!」
書いてしまえばたったのこれだけの言葉。
でも、
それはとても大きな意味のある言葉でした。
もちろん、それを聞いたからといって
「じゃ、さっそくですがビールと梅酒のソーダ割りお願いしますね」
なんてことは言いませんでしたが、
この方がきちんと
この場所は貸し切りではなく、
一般のお客さまもいるということをふまえ、
にぎやかになることは致し方ない中、
精いっぱいの「心くばり」をしてくれたこと
それが嬉しかったです。
そんな彼のおかげで
我々もその団体さんに対してネガティブな感情がなくなりました。
その団体さんはその日は大歓送迎会だったとのこと。
立っている人が何人もいたのは
社長をはじめ、
スピーチをする予定のある人たちが前で並んでいたようなのです。
社名も出ていましたので、この耳でしっかりと聞いておきました(笑)
(誰もが知っている有名企業でした)
我々に「心くばり」をしてくれた彼のおかげで
一気に距離が縮まった感もあり、
スピーチが終わるたびに
我々もつられて拍手してました(*'▽')笑
このような場所でのふるまいって
本当に企業ブランドに影響があるなあと感じます。
企業名がバレるならちゃんとする、
バレないならどうでもいい、ということではありませんよ。
店舗外での行動って
「その人の本当の姿」ではないでしょうか。
そのような姿をみたときに、人は心を打たれるのだと思います。
彼のひとことで私たちも楽しい時間を過ごすことができました。
そして単純ではありますが
「○○っていい会社だなあ」
と思いました♡
でも、彼のひとことがなければ
この日のできごとは
「ありえない!超迷惑な有名企業の大歓送迎会!」
という記事になっていたかもしれませんね(笑)
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