こんばんは。
【一番に思い出され選ばれる人になる!】
「外見力」「察知力」「会話力」
3つの力で選ばれる人を育成する
接客アドバイザー
七條千恵美(しちじょうちえみ)です。
先日、お世話になった方への手土産に
和菓子を買いに行ったときのこと。
ショーケースにあるわらび餅を指さして、
店員さんに「これください」と
言おうとしたのですが、
店員さんは別のお客さまの接客中。
☆本やブログには書いていない鉄の直球メッセージをお届します☆
なので
そのお客さまの接客と会計が終わるまで
他にもたくさんある商品を見て待つことに。
ふと見ると、
水羊羹が山積みになっていて
そこには
「本日の予約分です」
というようなお知らせがある。
「へー。
そんなに人気があるんだ、この水羊羹。
でも、もう今日の分は売り切れなのね…」
と思い、接客中の店員さんを見ると
彼は商品を包装している最中で、
お客さまは、その待ち時間を利用して
彼が試食用に用意した水羊羹一切れと
お茶を飲んでいるところだった。
そしていよいよ私の順番が回ってきた。
商品はほぼわらび餅に決まっていたけれど、
他のものも美味しそうだったので
少し質問してみると
一応丁寧な言葉で説明はしてくれる。
しかし、
なんというかロボットみたいなのである。
とはいえ、
「聞いたことには答えてくれたしまあいいか」
と思っていると
彼はさっきのお客さまに出したのと同様に
私にも試食用として
水羊羹一切れとお茶を出してくれた。
パクっ…
お、お、美味しい!!!
あまりに美味しくて思わず、
「これ、すっごく美味しいですね(゚∀゚)!
この水羊羹がこれですか?」
といって、
私は「予約分」と書かれて山積みになっている
水羊羹タワーを指さした。
「はい。そうです」
彼はクールに答えた。
水羊羹のあまりの美味しさに興奮し、
鼻の穴が開いていたであろう自分を恥じた(笑)
しかし、美味しい。(もっと食べたい…)
なので
「もう今日の分は売り切れなんですよね?
また今度買いにきます!」
といってはみたものの、
またしても彼はクール。
「ありがとうございました」
と鉄の仮面でお見送りしてくれました(゜-゜)
マニュアルで、
お客さまに試食として水羊羹一切れと
お茶を出す。
という決まりがあるから出したのだろう。
でも、彼には
「なぜ試食させるのか?」
「その先にあるものは?」
ということまでは
想像力が働かないのね…( ;∀;)
自社製品に愛着がないのか、
はたまた
彼は日頃から
お友達に服装なんかを褒められても
「ありがとう(^O^)」
という習慣がないのだろうか…
ただでさえ、売れに売れている水羊羹。
試食効果で
さらにお客さまの購買意欲は湧くだろう。
そこに接客の良さが加われば
もーっと売れそうなものをもったいない…。
自社製品にもっと熱くならんかい!
と心の中でつぶやいて店をあとにした私でした♪
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