こんばんは。
【一番に思い出され選ばれる人になる!】
「外見力」「察知力」「会話力」
3つの力で選ばれる人を育成する
接客アドバイザー
七條千恵美(しちじょうちえみ)です。
先日、
ある場所で化粧室を使用したときのこと。
そこには、車イスでも使用できる
電動開閉式ドアの化粧室がありました。
「どなたでも使用可」という表示があり、
ほかの化粧室も使用中だったので、
わたしは
その電動式ドアの化粧室に入ろうとしました。
ところが、
日頃あまりそのような化粧室を使用しないので、
ほんの数秒、
「開ボタン」を探してしまいました。
すると突然、
誰かの手が後ろからニュッと伸び、
私が瞬時には見つけられなかった
「開ボタン」をペシッ!と押しました!
その様子は、
まるで百人一首の名人のような動き・・・。
驚いた私は
ギョッとした顔で後ろを振り返りました( ゚Д゚)
するとそこには、女性のスタッフが。
私の( ゚Д゚)←こんな顔に気づいたスタッフは
あわてて笑みを浮かべましたが、
笑みを浮かべる前の表情には、
「大きく 『開』 って書いてあるでしょ?」
という気持ちが表れていました。
せっかく
「迷っているお客さまをお助けする」という
プラスの行動をとっているのに
そこにある気持ちがプラスではなく、
「まったくもう(-"-)」という表情を
お客さまに見られてしまった事例です。
きっとこのスタッフは、
何度もわたしのような
「開ボタンをすぐに探し当てられないお客」に
遭遇しているのでしょうね。
でも、
スタッフにとっての当たり前は
お客さまにとっての当たり前ではありません。
せっかく、お客さまの
「あれ?ボタンどこだろ?」という仕草に
気づいたのですから、
「どうぞ、お使いください(ニッコリ)」
とか
「少しわかりにくい位置にありますよね」
とか
気のきいた言葉と優しい表情があると
「気づき」と「行動」がプラスのものになります。
あ、それから
後ろから手をニューッと伸ばして
百人一首名人のような所作もNGです。笑
お客さまの前に手を伸ばすときは
「失礼します」のひと言と
「音を立てない」ということをお忘れなく♡
☆本やブログには書いていない鉄の直球メッセージをお届します☆
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