こんにちは。
【一番に思い出され選ばれる人になる!】
「外見力」「察知力」「会話力」
3つの力で選ばれる人を育成する
接客アドバイザー
七條千恵美(しちじょうちえみ)です。
先日、打ち合わせで行ったカフェでのこと。
そこには、とてもテキパキと働く男性のスタッフさんがいました。
次々とやってくるお客さまを待たせることなく
「何名様ですか?禁煙席と喫煙席がございますが?」とおうかがいし、
混み合ってきた店内をなんとかスムーズに回そうとしている様子が見て取れました。
男性でしたが声が甲高い人で、「ちょっと声が響くなあ(^^;)」という感想はあったものの
テキパキと働く姿は感心するものがありました。
ところが…
彼が私たちのテーブルのお皿やグラスをさげているときに
少し残念に思うことがありました。
さげた食器をのせるために水平に持っているトレー、
その位置が私のすぐ目の前なのです。
立っているときの目線と座っているお客さまの目線は異なります。
座っているときに目の前で作業をされるというのは少し怖いものです。
もちろん、それも残念と言えば残念なことだったのですが、
それ以上に「もったいないなあ」と思ったことがありました。
目の前での食器さげ作業に少々不快感をもったわたしは、
スッと後ろに体を引いたのですが
彼はそれに気づかず作業を続けたことです。
もし、ここでお客さまの様子をよく見ることができるスタッフさんならば
「あ!失礼しました!」
と言ってフォローができるのです。
まあ、わたしよりも店内の様子に目を配っていたのかもしれませんね。
一連の様子を見ていた打ち合わせのお相手に、
「トレーの位置は高いし、さらには気づいてももらえなかったけれど、
彼はテキパキと働いていたのでプラマイ0ですね(笑)」
と伝えると
「でも0なんですよね。気づけていればプラスだったのに」
とおっしゃいました。
たしかに…。
一生懸命テキパキと働くことはとても大事。
その姿は見ていて好感がもてました。
でも、やっぱり
接客は「人」が相手。
その「人」には「感情」があるのですよね。
察する力を磨く必要性を感じたできごとでした^^
☆本やブログには書いていない鉄の直球メッセージをお届します☆
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