こんばんは。
【一番に思い出され選ばれる人になる!】
「外見力」「察知力」「会話力」
3つの力で選ばれる人を育成する
接客アドバイザー
七條千恵美(しちじょうちえみ)です。
先日、某観光地に行ってきた友人から
こんな話を聞きました。
ある老舗のお料理屋さんで名物を食べようと
旅行仲間と一緒に店に入ったと。
めいめい好きな料理を注文したけれど、
店頭販売されていた牡蠣の佃煮が気になり、
店員さんに
「牡蠣の佃煮がいただけるおつまみメニューとかありますか?」
と聞いてみたそうです。
ところが、そのような単品メニューは無く
店頭で購入したものを食べていただく形になるとの説明。
購入するのはいいけれど、
開封するとなると食べ切れるかどうか量が気になり
「一袋に何粒入っていますか?」
とさらに聞いたところ、
粒では計っておらず、グラム数しかわからないとの回答…
「開封したら食べきらないといけないし、
残すともったいないし…。
残念だけど佃煮はあきらめましょう!」
という結論にいたり、
そうこうしているうちにお食事が運ばれてきたそうです。
以下、友人からの原文ママです。
彼女の心の声をお聴きください(笑)
『ん?んんーーっ?
各自のお盆に、
佃煮が二個ずつ入った小鉢があるじゃあありませんか!
それ、最初から教えてくれればよかっただけなんだけどなー。
店頭で購入はしなかったので事なきを得ましたが、
あれ、買って袋を開けた後だったら血を見ていたことでしょう』
ですよね(笑)
何度も牡蠣の佃煮について質問していたのにねえ…
100歩ゆずって
対応したスタッフさんが
その日に入ったばかりの新人さんだったとしても
他の先輩スタッフに
「お客さまからこういうご質問があったのですけど」
と相談すればいいだけなんだけどなあ。
まあ、それも
「お客さまのご要望、何とかしてあげたい!」
という気持ちがなければなかなか行動にはいたらないわけですが…
でももし、誰かにそのような相談をしていれば
「あら。2個ずつついているわよ。お客さまにご案内してあげてね」
とか
仮に佃煮がついていない場合でも
「じゃあ、ナイショで味見ってことでサービスしちゃう?」
なんてことも選択肢になるかもしれないのに。
いずれにしても
何かしらもっとマシな対応ができたはずです。
「モノを運ぶ、出す、さげる」
それだけなら機械でもできます。
接客に人が携わる価値として
想像力と創造力を働かせましょっ('◇')ゞ
☆本やブログには書いていない鉄の直球メッセージをお届します☆
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